(元)三留女子大生の毎日

しごと、たべもの、すきなこと。

不登校大学生のあなたへ

私は大学生になって、初めて不登校になりました。


授業に出なくちゃいけないのに、朝起きられないとか、間に合う時間に起きたのに、なんとなく行きたくないとか、完全に行くつもりで準備していたのに、学校の近くまで来ると足がすくむとか、少し遅れてでも間に合うけど教室に入りにくいとか、大学にいるけど次の授業に出る気になれないとか、そういうのが、3回生くらいから少しずつ出てきました。今思えばたぶんサークル活動で完全にキャパオーバーしていたからだと思うんですが、みんな同じようにこなしているのに、なぜ私はうまくいかないんだろうと思っていました。

 

そもそも、大学というのは、絶対に行かなくてはいけない場所ではないんです。進学校だと当たり前のように大学進学を勧められますよね。何のためかというと、その高校(あるいは予備校)の入学者集めのためです、残念ながら。

旧帝大に何人合格しただの、医学部に何人合格しただの、国公立や有名私立大に何人合格しただの、そういう数字を作りたいだけなんです。だから、行きたくないなら行かなくていい場所ではあります。初等中等教育(小学校~高校まで)を受けていればほとんどの仕事ができるし、公務員にもなれます。
でも、大学を出ていたほうが、将来選べる仕事の選択肢は増えるし、高卒の人と比べると生涯賃金は大きく違います。大卒っていうだけで初任給も違いますからね。大学院も同様です。たっっかい学費はそのための投資なんです。通ってるときは思わないけどね……。だから、授業料を払っているのに大学に行かずに遊んでばかりいるのはダメだみたいに言われるわけです。

 

さて、不登校に話を戻しますね。
今、学校に行くことのできないみなさん、本当に今まで苦労されてきたんだと思います。とくに、小、中、高と順調に進んできた人は、頑張って大学に入ったのに、どうしてこんなところでつまずいてしまったんだろう、と悩んでおられるのではと思います。留年が決まってしまったから退学すべきだろうかとか、就職はどうなるんだろうとか、新学期からは頑張って授業に出たいけど、同級生や後輩になんて思われるか不安だとか、マイナスな気持ちでいっぱいだと思います。
心の奥底には、「不登校なんてダサい、かっこわるい」と思っていることが原因なんです。別にダサくもかっこ悪くもありません。何かのサインなんです。あなた自身の。

不登校というのは、それ自体がある種の現象としてひとくくりにされがちですが、原因は人それぞれです。人間関係がうまくいかないとか、授業についていけないとか、朝起きられないとか(これに関してはもっと根本的な原因究明が必要)、なんかいろいろありますが、まずはそれを解明しないことにはどうにもなりません。


残念なことに、大学には不登校学生のケアをしてくれる機関というのがほとんど存在しません。来ない生徒を来させるようにするとか、先生が授業のプリントを持ってきてくれるとかそういうこともやってくれません。当たり前ですけどね。私みたいに、ゼミの教授や友人が気にしてくれる人はラッキーです。そういうのもない人は本当につらいと思います。
大学に行けない日がかさんできて、単位が取れない。留年しそう。内定ももらっているのに卒業できない。一番やってはいけないのはもちろん死ぬことです。その次にやってはいけないのは、ストレス解消と称して好きなことばかりやることです。何の解決にもなりません。最初は楽しいでしょうけど、そのうち「私は何をしてるんだろう」と、楽しいことをしているはずなのに妙な罪悪感に苛まれてきます。そうなると悪循環です。どこかでそれを断ち切らなくてはいけません。

 

まずは、誰かに話を聞いてもらうことからはじめましょう。そこで大事なのは、友達や親ではなく、全くの第三者で、しかもカウンセリングのプロに聞いてもらうことです。病院に行かなくても、自治体で電話相談があったりしますから、まずはそういうところで話をしましょう。たかが不登校で?と思うかもしれませんが、その考えがすでに間違っています。不登校になるほど、なんらかの問題があって、ストレスが溜まっているということです。ちゃんと誰かに聞いてもらって、自分の気持ちを整理していきましょう。

そのうち、なぜ大学に足を運べなくなっているかが分かってくると思います。そもそもの無気力状態の原因が食生活の悪さにあった、なんてこともあります(実際、私はそうでした)。そこで完全に精神的にくたびれていたり、何らかの問題があると分かった場合は、しかるべき機関にかかって、療養あるいは改善していくことから始めましょう。

そうではない、まあまあ健康なのに大学に行けない人は、原因が分かったら、まずはちゃんとおうちの方に言いましょう。言いにくいと思いますが、今はラインでもなんでもいろんなツールがあります。それを駆使してください。留年しそうなら正直に言いましょう。これめっちゃ大事です。

そして、大学に通う意思がない、やりたいことは大学に通わなくてもできるとわかったなら、大学をやめましょう。働いたり専門学校に行ったりして、本当にやりたいことをやってください。周りの大人に言われて行ったような大学にズルズルと通い続ける必要はありません。
ただし、どうしても資格が取りたいとか、大学を卒業したいという意思がある人は別です。大学に通えるようにするため、原因を根本からつぶしていきましょう。
アルバイトで夜遅くまで働かないといけないなら、潔く辞めるか、シフトを減らしてもらうなどの対処をしましょう。それが無理ならそこはブラックだし親に言ってでも辞めるべきです。サークルの流れで食事に行くことが多いとかなら、家にご飯があるからとかなんとか言って早く帰りましょう。あなたの単位修得を阻害する人は友人でも仲間でもありません。そして大音量の目覚ましを買い、朝起きることに全力を注ぎましょう。食生活が偏りがちという人は、カップラーメンをやめて、卵とサラダチキンとごはんを食べるようにしましょう。多少値は張りますが、食生活って本当に大切です。余裕があれば週に一回はよい牛肉か豚肉を食べましょう。
朝の支度に時間がかかるという人は、私の記事

を参考にしてください。家で最低限やることだけやって、あとは学校でやればいいです。特に女子!私の知り合いは授業中にメイクしてたし休み時間に髪を巻いてたから家でやらなくてもいい!ちょっとくらいお化粧がヨレてたって、服がちぐはぐだったっていい。忘れ物をしてなくて人間の姿をしていればなんとかなるんです。その後の人生めちゃくちゃになるよりずっとましです。
一人暮らしをしている人で、自宅からでもなんとか通えるというタイプの人は、いっそ自宅から通うという選択もありです。実際、私の不登校はこれでかなり解決しました。生活がまともになり、精神状態も安定しました。逆に言えば、そこまでしてやっと改善の兆しを見せたわけで、一人暮らしを続けていたら治らなかったと思います。
逆に、自宅から通っている人は、もっともっと周りの人に協力してもらいましょう。朝起きられないなら、おうちの方に協力してもらって叩き起こしてもらいましょう。せめて朝ごはんくらいというなら、おにぎりの一つでも握っておいてもらえばいいです。まだ学生なんですから、頼れる人には頼りましょう。

あと、ガイダンスには行くべきです。前もって履修登録より先にクラス分けがされる授業を取りたい人は特に(語学系とか)。あと、実習などの過去に履修すべき授業で、理由があって本年度履修するという場合は、前もって担当の先生に言っておきましょう。

 

大事なのは、周りの目を気にしないことです。大学にちゃんと行くようになったからって、あなたを悪く言う人はどこにもいません。そんなことを言う人のほうが頭がおかしい。

あなたは学生の本文を全うしようと努力しているのですから、「今更?」なんていう人のことは放っておけばよいのです。来る新学期に向けて頑張ってください。